銃とチョコレート 乙一

銃とチョコレート (ミステリーランド)

銃とチョコレート (ミステリーランド)

児童書らしくない児童書
主人公のリンツは、世間を騒がせている怪盗ゴディバに関係した地図を、亡き父の聖書から発見する。ゴディバを追いかけている名探偵ロイズに情報を提供し、怪盗ゴディバをつかまえようとする。


「犯人を捕まえました。終わり。」とはならないのが、乙一らしい。名探偵ロイズの裏の顔とか、リンツの父親に関してなど、序盤で察しがついてしまったのが残念だが。平田秀一の装画がすごく気に入った。
児童書だからか、平仮名が多く、読みづらかった。